2011年 平坦な道をこえて、上り坂へ

            <a href="http://www.flickr.com/photos/73133713@N05/6603524273/" title="干支大集合" rel=""><img src="http://farm8.staticflickr.com/7014/6603524273_f9ec00fe1c.jpg" alt="干支大集合"></a>

実家にある干支の置物が全部そろっていた。 そう。2011年の年末は実家です。

今年の春か夏くらいに占いをしてもら機会があった。 仕事関係について。

  • 平坦な道を歩いている感じ
  • 良い意味で安定している
  • 悪い意味でもったいない

たしかにそうだなと思ったことを覚えている。 多少難しいことがあっても死ぬほど苦労することもないし、徹夜で作業をしたりもしていたけど一人で解決できるような問題ばかりだった。 そんなに不満ではなかった。 でも、劇的な成長は感じていなかったので「これで良いのかな?」という心配はあった。

エンジニア一人でプロジェクトをもっているときに、協力して問題を解決したり、ちょっとしたことを相談したりということがすぐできる人もおらず、連日徹夜のときはさすがに転職しようかなと思ったりもした。 ※人はいたし相談したり、頼んだりはしたけど、やっぱり「同じプロジェクトではない」というのマイナス要素で大きいと思う。 「今の環境に耐えられない><」というものではなくて、「もっと楽しんで仕事をしたいし、すごい人の能力をもっと近くで盗める環境に行きたいな!」ということで。

結構悩んだけど、「新卒は同じ会社で3年働くべき」みたいな3年説を守ろうかな、平坦な道を外れるのはやっぱ怖いな、自分の責任(携わっているプロジェクト)を放棄するのはやりたくないということを考えて結局とどまることにした。

そうこうしてたら、夏の終わりくらいにめちゃくちゃスゴイなと思える人たちと一緒に仕事をする機会を得ることができた。 今もその人たちと仕事をして、いろいろと学びを得ている。 で、そんなめちゃくちゃすごい人たちと仕事をしていていろいろ思うことがあった。

  • 色々なことを広くできるのもすごいが、何か一つのことにすごく長けているのはカッコいい
  • 何か一つのことにすごく長けている人は、色々なことを広くできる
  • 好きは強い

改めて、自分のできなさ加減を知る良いきっかけになってよかったなと思う。 そんなこんなの2011年ももう終わり。

2011年は振り返ると、少し走って、すぐに少し立ち止まってしまった年になったなと思います。 でも立ち止まったことは無駄じゃないし、経験をして取捨選択ができるようになりました。

自分がやりたいと思うことも明確になったし、それをやらないことを選んでしまっている自分に気づけたのでよかったとなと。 2012年はしっかり上り坂を進んでいける年にしたいなと思います。

貪欲に。熱く冷静に。